次世代住宅ポイント、交換できる商品は?ランキング上位のおすすめを紹介します

次世代住宅ポイント 商品

「次世代住宅ポイント」を使って、新生活にうれしい家電や、ちょっと贅沢なグルメと交換することができます。

次世代ポイント制度は、省エネ性、耐震性、バリアフリー性能など一定基準を満たす住宅の購入・リフォームをした際に、さまざまな商品と交換できるポイントをもらえるお得な制度。

ポイント発行の申請期限は「2020年3月31日まで」となっていましたが、新型コロナウイルス感染症対応として「2020年8月31日まで」期間が延長されました。商品交換の申請期限は、2020年11月30日です。

購入した新築住宅の設備や、リフォーム工事の内容に応じて最大60万円相当のポイントを受け取ることができます。

今回は、「どんな設備がポイント付与の対象?」「どんな商品と交換できる?」といった疑問に答えます。

次世代住宅ポイントの期間が延長されました

新型コロナウイルス感染症の影響により、事業者から受注や契約を断られるなどやむを得ない理由があった場合、引き続き次世代住宅ポイントを利用できる特例措置が設けられています。2020年4月7日から8月31日までの間に新築住宅購入、リフォーム工事の契約をおこなった方は、今一度対象要件や期間を確認してみましょう。

ポイント発行申請期限は2020年8月31日、ポイント交換期限は2020年11月30日です。申請期間内であっても、予算額に達し次第終了となるので、なるべく早めに申請の準備を始めましょう。

次世代住宅ポイントの交換

◇もらえるポイントは?

新築購入なら最大35万円相当、リフォームの場合は最大30〜60万円相当のポイントが発行されます。1ポイント=1円相当で換算され、家電やインテリア、食料品など1万点を超える商品から、ポイント数に応じて交換することができます。

・新築住宅購入の場合

一戸あたり35万ポイントが上限。2万ポイント未満の場合はポイント発行申請ができないので、注意しましょう。

「認定長期優良住宅​」「認定低炭素住宅​​」「ZEH」のように、高い性能を有する新築住宅の購入であれば、上限である35万ポイントを受け取ることができます。それ以外にも、宅配ボックスが設置されている新築住宅なら10,000ポイント、浴室乾燥機設備があれば18,000ポイント、掃除をしやすいレンジフードが設置されていれば9,000ポイントなど、住宅設備の種類に応じたポイント数が設定されており、上限である35万ポイントに達するまで加算される仕組みです。多くの家庭に設置されている住宅設備もポイント発行の対象となっているので、一度確認してみてはいかがでしょうか。

新築購入時のポイント数についてはこちらから調べることができます。

次世代住宅ポイント制度対象のリフォームとは?

・リフォームの場合

世帯の属性や住宅購入の有無により上限ポイントが変動します。基本的には一戸あたり30万ポイントが上限ですが、若者・子育て世帯が、居住のために既存住宅を購入してリフォームをおこなう場合に、上限が60万ポイントまで引き上げられます。こちらも2万ポイント未満の場合はポイント発行申請ができません。

工事内容に応じてポイント数が設定されており、例えば耐震改修であれば15万ポイント、家事負担軽減を目的とした浴室乾燥機の設置には18,000ポイントが発行されます。上限である30〜60万ポイントに達するまで、ポイントは加算されていきます。

リフォーム時のポイント数はこちらから確認することができます。

リフォームの場合のポイント数イメージ

新築住宅購入、リフォームともに、工事完了前後どちらのタイミングでも申請可能です。

次世代住宅ポイント事務局のホームページからダウンロード、または各都道府県に設けられている受付窓口での受け取りで、「申請書類」を用意します。工事の施工者による「証明書類」や、申請者の公的証明書など必要書類が揃ったら、ポイント事務局への郵送、または各都道府県に設けられている受付窓口へ直接持参して申請します。

※次世代住宅ポイント【新型コロナウイルス感染症対応】の受付をおこなっている窓口は、通常の窓口とは異なります。また、感染防止のため業務の規模縮小を実施している窓口もあるので、こちらから事前に確認することをおすすめします。

必要書類を提出後、不備がないことが確認されるとポイント発行を通知するハガキ「次世代住宅ポイント発行・審査完了のお知らせ」が届きます。その時点でポイント付与が完了し、商品交換の申し込みをすることができます。書類の提出からポイント発行までは、1〜2カ月ほどかかる場合もあるようです。

※現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、事務局や窓口で業務の規模を縮小している場合があります。その場合、申請からポイント発行まで通常時よりも長い日数を要する可能性もあります。

交換の申請方法は?

ポイント発行通知のハガキが届いたら、欲しい商品を選びます。

などを利用して、ポイント数に応じて交換する商品を決めましょう。

商品が決まったら、3つの方法いずれかで交換申請をおこないます。

※現在、③による申し込みが増えており、通常時よりも商品の発送までに時間がかかることが予想されます。

交換申請は、商品交換を提供する事業者へ通達され、事業者から申請者に、電話で内容の確認がおこなわれます。確認手続き後、申請者に商品が配送され、商品を受け取った時点で全ての手続きが完了となります。

また、交換申請は残りのポイントがなくなるまで複数回に分けておこなうことができますが、「新型コロナウイルス感染症対応」の商品交換期限である2020年11月30日までに交換申請がおこなわれなかったポイントは失効してしまうので、期間内に上手に使い切るようにしましょう。

ポイントと交換できる商品は?

発行されたポイントは、1ポイント=1円相当で換算され、家電やインテリア、食料品など様々な商品と交換することができます。商品交換申請は次世代住宅ポイント事務局のホームページ、もしくはでおこないますが、1万点を超える商品の中から「お気に入り」を探し出すのは意外と大変です。

そんな時は、ポイント交換サイトを活用しましょう。

次世代住宅ポイント交換サイト「ecoる」では、カテゴリーごとの人気商品をランキング形式で紹介しています。

次世代住宅ポイント人気商品イメージ
次世代住宅ポイントエアコンイメージ
次世代住宅ポイント食品イメージ

商品は、5,000ポイント以下で交換できる食品・日用品から、最も高額なもので、40万ポイントのルームエアコンなどがあります。発行されたポイントを余すところなく使い切りたい時に便利なポイント帯での検索機能や、「家電」「食料品」「日用品」などカテゴリーごとの人気ランキングをチェックすることができるので、ぜひ利用してみてください。

◇◇◇

新型コロナウイルス対応として、次世住宅ポイントの商品交換期限は11月30日まで延長されました。しかし、感染拡大防止のため業務規模を縮小して運営している部分もあり、通常時よりも手続きに時間がかかる可能性もあります。

期限までに交換申請ができず、「ポイントが失効してしまった…」なんてことにならないためにも、できるだけ早めに、そしてオンラインで手続きをするのが良さそうです。